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はじめての引越し

はじめての引越し

部屋を借りるときに、どこで、どうやって、どんな物件を探せば良いのかが、良く分からないという方も多いと思います。そこで、物件の探し方から入居までの流れや、このポイントは押さえておきたいといったアドバイスをさせていただきます。

1. まずどういう理由でどんな生活を送りたいかを思い描く

「4月から大学生になるので学校に近くて家賃が安い方がいいなぁ」
「今度結婚するので新築物件に入りたいなぁ」
「子供が大きくなってきたので広いところがいいなぁ」

といった様に、理由とどんな生活を送りたいかを思い描いてください。詳しくお聞かせいただければ物件の探し方も違ってきますし、お客様と同じ思いで物件をお探しできます。

2. 場所(エリア)を決める。

たとえば、「学校や会社から車で何分の範囲」、「○○小学校校下」「犀川と浅野川の間」「8号線より海側」「スーパーの近く」「実家の近く」などなど。

3. 予算を決める

家賃は毎月払っていくものですから、しっかり計画を立てて無理無く支払いできる範囲で考えましょう。

初めて部屋を借りられる方にはなかなか分からない費用があります。家賃だけ考えてあとの費用を考えていなかったとならない様に一般的に必要な費用をご紹介します。
敷金 基本的には、契約が終了し部屋を明渡す際に修理箇所の補修費用などに充てられます(例…クロス張替え、風呂場のカビとり、ドアや床のキズの補修など)。その他には、未払い賃料があればこれを充当するのにも使われます。 敷金はこれらの費用を差し引いた金額が返還されますので、部屋をきれいに使っていただければ戻って来る金額も多くなりますし、修理箇所が多いときには追銭していただくこともあります。
家賃部屋を借りる基本的な費用です。
礼金 大家さんに対して契約のお礼として支払うお金です。昔からのしきたりの様なもので、敷金と違って返還されないものです。
共益費 共有部分(通路、階段、エレベーター、敷地内の植物など)にかかる電気代や電球の交換費用、水道代、定期清掃などの維持管理費用です。
駐車料一般的には敷地内の駐車場の料金です。物件によっては賃料に含まれている場合もあります。
町費町会に払う費用です。ゴミ収集などに使われます。
鍵交換 玄関ドアの鍵交換費用です(鍵交換は強制ではありません)。前入居者の方には原則として鍵はすべて(スペアキーをつくったのならスペアキーも)返却して頂いていますが、万が一のことが無いようにと安心して暮らすためにも入居前に鍵交換をお勧めしております。
仲介手数料 物件を紹介してくれた不動産会社に仲介料として払う費用です。相場は家賃と駐車料の合計の1ヵ月分+消費税です。
火災保険料 賃貸借契約に付随してご加入いただく保険の内容は、主契約は、家財保険で、特約として借家人賠償や個人賠償などが付いているものが一般的です。2年間の掛け捨てで、15,000円~20,000円が目安です。
例)○○マンション301号室の場合の契約金と毎月の費用
賃料:50,000円/駐車料(1台)5,000円/共益費:3,000円/敷金:100,000円/礼金:50,000円/町費:300円/鍵交換:10,500円/保険料:15,000円

契約時には291,550円必要です(日割計算なしの場合)。毎月の支払いは58,300円になりますので部屋を探す際には家賃だけではなくその他の費用がいくらかかるかも重要になってきます。

<Q&A>
Q:家賃って給料の何割くらいが目安なの?
A:一般的には給料の20%~30%が目安になると思います。ですが、これは個人差があり、家族構成や地域、ライフスタイルなどによっても変わってくると思いますので一概には言えません。生活スタイルを考えて無理の無い範囲で計画を立てましょう。

4. 不動産会社を選ぶ

だいたいどういう部屋に住みたいか決まったら不動産会社に行きましょう。

一番良いのは、知り合いが働いているとか、友達が以前部屋を紹介してもらった事があるとか、どんな会社かわかっているところが安心できると思います。全く知らないという場合は、まず雑誌を見て気になる物件を扱っている不動産会社に電話で聞いてみるのも良いでしょう。

学校なら学校の近く、会社なら会社の近くの不動産会社に行くのも良いと思います。

5. 物件の探し方

不動産会社に行ってどういう部屋を探しているのかを出来るだけ詳しく伝えてください。

<ポイント>
条件が合う物件が出てきたら、賃料や駐車場料金などの費用はもちろんですが、その他に共用部分がきれいか、隣近所の住人、大家さん、日当たり、スーパー等までの距離、学校までの距離、騒音、駐車場の場所、ゴミ捨て場の場所、キッチンのガスor電気、照明器具の有無、網戸の有無、郵便ポスト、コンセントの数や位置などをチェックしましょう。

※但し、あまりこだわり過ぎると物件が見つからなくなりますので必要なところだけで…。

6. 物件を見るのは3つか5つが良い

希望に合う物件がいくつか見つかったら部屋を案内してもらいましょう。その際にひとつしか見ないで決めてしまうと後々になって後悔したりしてしまう可能性があります。あまり多く見てまわっても迷うだけで、なかなか決められなくなります。10件以上見ても決まらない方はまだ自分の中でどういうライフスタイルが良いのか決めかねている人が多いようです。

<ポイント>
どうしてもみつからない場合はもう一度条件を見直しましょう。100%自分の希望が揃っている物件はなかなか見つからないものです。条件が多い場合はその条件の一つ一つに優先順位をつけて絶対妥協できないものと、これは無くてもいいかなというものに分けて考えると良いでしょう。点数をつけながら物件を見ていくのも良い方法だと思います。

7. 申込み、契約

これだ!という物件がみつかったらまず申込みをします。申込み用紙に名前、住所、勤務先、年収、連帯保証人などを記入していただきます。その内容を大家さんに確認して頂いて簡単な審査があります。特に問題が無ければ次は契約です。

契約書の内容に不備が無いか確認して、もし不明なところがあれば必ず確認しましょう。しっかり説明を聞いて納得できたら契約書にサインをして契約終了です。契約金を振り込めば、あとは引越しをするだけです。

8. 引渡し、引越し

契約書にサインをして、契約金の支払が済むと最後は鍵の引渡しです。不動産会社に鍵を受け取りに行って、いよいよ引越しです。

<ポイント>
最近は隣近所に誰が住んでいるのかも全く知らないと言うことを聞きますが、出来れば両隣、上下くらいに挨拶だけでもしておけば、お互い気持ち良く生活できると思います。隣人とのコミュニケーションは大切にしましょう。
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